秋の改定プランについての説明をさせていただくシリーズ、
今回2回目は、新しい学習コース「DOJO&TERRACE(ドージョー&テラス)」のうちの
「TERRACE」についてです。

◆ TERRACEは能力開発のためのコースです
DOJOもTERRACEも、最新AI搭載のタブレット学習ですが、
目的が全く違います。
DOJOは小中学生の基礎徹底が目的でしたが、
TERRACEは速読解をメインにした能力開発です。
ViGoで導入するTERRACEは、
『速読解講座』『思考力講座』『速読聴英語』『新・国語講座』
の4つで構成されておりまして、、、
この4つを合わせた呼び名が「TERRACE」テラスです。
シンプルに基礎学習をやっていくDOJOと比べ、少々複雑ですが、
ViGoで主に使うのは『速読解講座』『速読聴英語』の2つですので、
この2つを中心に、出来るだけ分かりやすく解説させていただきます。


◆ 何のための『速読解講座』『速読聴英語』なのか?
ズバリ、
『時間が足りなくて最後まで解けませんでした…』
『問題文が長すぎて、グラフとかも出てて、何言っているか分かりませんでした…』
という事態を無くすためです。
お父さま、お母さま、
センター試験を勝ち抜いた方も、スルーされた方も、
我が子が高3の最後に受験する「大学入学共通テスト」を
ぜひ一度、見てみて下さい。
世間で云われているように、文字量が猛烈に増えており、
私立大の英語や現代文も同様です。
日常、SNSの短文しか読まない中高生が、
こんな膨大な量の文字、単語を目の前にして、
冷静にテキパキ読んで、スタスタ解いていく、ということは不可能でしょう。
最近の大学受験の問題で出てくる英語と国語の単語数/文字数を見てみますと、
ザッとこんな感じになっています。
まずは英語です。


次は国語です。
国語は単語数ではなく、文字数での計測です。


◆ 大学入学共通テストは問題を読むだけで時間オーバー!
実際の入試問題を解いた生徒からも、
とにかく『時間が足りなかった!』という声を、ほぼ全員から聞きます。
要するに、みんな、圧倒的に時間が足りない中で、
大急ぎで読んだ、ボンヤリした内容理解のまま、何とか問題に答えているのです。
この、
『時間が足りなくて最後まで解けませんでした…』
『問題文が長すぎて、グラフとかも出てて、何言っているか分かりませんでした…』
という事態を無くすため、これまでは、
「問題を先に読んで、答えるのに必要な部分を探し、そこだけ読むようにする」
という方法で対処してきたわけですが、
今は問題部分そのものが長くなっているうえに、
単なる設問ではなく、二人の会話の形式になっていたり、図表が出てきたりして、
もはや今までのテクニックだけでは太刀打ちできません。
そうした、
生徒の得点アップ、合格のためにはこれまでの勉強法だけでは足りない。。。
という中で探し当てたのが、
この『速読解講座』『速読聴英語』なのです。
『速読解講座』『速読聴英語』で、
“読むだけで時間オーバー” という状況を打ち破りましょう!
◆ TERRACE コースは「習い事」価格です
「天下一品」こってりラーメン(並)が税込920円になってしまったご時世で、
DOJOもTERRACコースは週1回50分の授業料が税込5940円と、
そろばんや習字、プログラミング教室並みの価格です。
管理費と合わせた総額で見ても、
TERRACE 50分週1回・月4回 税込総額 8140円(小中高とも)
大手ロボットプログラミング教室 90分月2回 税込 10890円(ロボット代別)
という低価格設定になっています。

◆ TERRACE は全教科に効果が期待できます
下記は過去15年で数学ⅠAの問題の文字数が5倍にも増えていることを表していますが、
これを見ていただければ分かるように、今や数学も「国語読解問題」となっています。

実際、平均もグッと下がっており、
大量の文字情報、図表情報を短時間で的確に処理する能力が必要になってきていることが分かります。
逆にいえば、
『速読解講座』『速読聴英語』のトレーニングにより、
書かれている文字やグラフなどの情報を速く、正確に読み取れるようになれば、
国語、英語はもちろん、算数・数学の文章題、理科や社会の成績アップも期待できます。
速読解トレーニングはいわゆる「速読」と呼ばれる“斜め読み” によるスピードアップではなく、
下記のような「ちゃんと内容を理解できているか?」というトレーニングも行います。

これにより、ただ単に速いだけではなく、内容もしっかり理解した上でのスピードが身に付き、
結果、すべての教科にプラスの効果が期待できるのです。
◆ TERRACEもDOJOと同じく土日も開講いたします
この秋の授業プラン改定で、
「DOJO&TERRACE」と「SS-ViGo」の2つは土曜日、日曜日も開講することになりました。
長年にわたり、主に受験間近の中3高3生から、
『土日も教室を開放してほしい』との要望を受けていましたが、
やっと実現できます。
DOJOはすでにご説明しておりますが、SS-ViGo については、また別にご説明いたします。
◆ 今の学習に「DOJO&TERRACE」を組み合わせるプランが新設されます
ViGo塾生向けには、DOJOと同じように、
『速読解講座』『速読聴英語』を組み合わせできるコースを設定しています。
特に、高校入試・大学入試に向け、
英語長文を速く読むトレーニングや、リスニングでしっかり英語を聴き取るトレーニングのツールとして、
これまであった「テキスト+ダウンロード音声」での学習を大きく超える効果が期待できます。

『速読解講座』『速読聴英語』も、普通に50分で追加してもらうのが一番効果がありますが、
この「+30分能力開発講座」でも、使い方によってはかなりの効果が期待できますし、
通塾回数が増えませんので、部活などで忙しい人には最適です。
《活用例その1》
普段の授業 [英語、数学] + [速読解力講座]で読解力アップ
《活用例その2》
普段の授業 [英語、数学] + [速読聴英語講座]で英文速読トレーニング
《活用例その3》
普段の授業 [英語、数学] + [新・国語講座]で現代文読解のトレーニング
基礎徹底を目指す場合はDOJOとの組み合わせがお奨めですし、
基礎レベルには不安がない人は、「TERRACE」での+30分がお奨めです。
以上、
大変長くなりましたが、TERRACEの説明はこれでおしまいです。
今回の改定での大きな変更ポイントは
・DOJO
・TERRACE
・SS-ViGo
の3つですので、
次回は引き続きで「SS-ViGo」の説明をさせていただきます。
ご清覧いただきありがとうございました。