今回から、
秋の改定プランについての説明をさせていただきます。
しっかり詳しくお伝えしたいので、
3回に分けて送信いたします。
今回1回目は、新しい学習コース
「DOJO&TERRACE(ドージョー&テラス)」のうちの
「DOJO」についてです。

◆ DOJOは基礎学力を育てるコースです
DOJOもTERRACEも最新AI搭載のタブレット学習ですが、
目的が全く違います。
DOJOは小中学生の基礎徹底を目的としており、
TERRACEは速読解をメインにした能力開発です。
そのDOJOですが、
「漢字・語い」、「計算」、「英単語」
をきっちり学ぶのが目的です。
これらがきちっと出来ているお子さん、ご家庭にはDOJOは必要ありません。
逆に、出来ていないお子さんには、
DOJO受講を検討されることを強くオススメします。
なぜなら、
「家でできる」と思いがちな基礎基本こそが落とし穴だからです。
◆ 「買ってきたドリルで家で出来る」が落とし穴
漢字や英単語を何回も書いて覚える。
計算問題を繰り返してやる。
こういう基礎基本については、
『本屋で買ってきたドリルを家でやらせばいいだろう』
と思ってしまいがちですが、、、
そここそが落とし穴なのです。
せっかく買ったドリルをやらない…
親が答え合わせをする時間が取れない…
かといって、答え合わせを子供にさせてもやりっ放しになる…
何とか時間を作って親が答え合わせしても、
間違いのやり直しまでは管理できない…
教えているうちに声を荒らげて怒ってしまう…
結局、やり終わっていない市販のドリルが家に溜まってしまいます。
世間で
『市販のドリル、進研ゼミ、スマイルゼミを試すより、最初から公文に行かすのが一番』
と言われるのは、こういう事情みたいです。
その公文さん、
文章題や図形問題はあまり出来るようにはならないそうですが、
そういうこともプロの親御さんたち(?)は想定内で、
「勉強する習慣と、漢字と計算の基礎が身に付けば良い」
とお考えのようです。
DOJOも、公文さんと同じで、狙いは基礎基本の徹底習得ですが、
DOJOはAI搭載タブレット学習なので
答え合わせはその場でAIがやってくれます。
つまり、
先生による丸つけを待たなくていい分だけ、たくさんプリントが進みます。



また、AIの判断で、
苦手な問題、間違った問題は繰り返して出題されます。
スマイルゼミも同様の仕組みを持っている良い教材ですが、
通信教育や家庭利用のタブレット学習は
「家でちゃんと継続してやり続ける」こと自体がハードルになりますので、
結局は「やらないから退会する」というケースが多いようです。
教材の内容が良い、ということでいえば、
スマイルゼミも、進研ゼミも、みんな凄く良く出来ています。
Z会のようなハイレベルの教材もありますし、
市販ドリルも良いものはたくさん出ています。
というか、むしろ、
たくさん出過ぎていて、
いつ、どの段階で、どの教材に取り組ませるのがいいか判断できないくらいです。
でも、よくよく考えてみると、
本当の問題は、教材の内容ではなく、
「子供がやるか、やらないか」
「親がちゃんと管理できるか」なのです。
DOJOは、公文さんより低価格で、
学習の基本と、勉強する習慣とを身に付けられる仕組みです。
ついでに言いますと、公文さんの場合は、
中学入学のときに改めて塾探しをする必要がありますが、
ViGoは高校入試、大学入試でも豊富な進学実績がありますから安心です。
◆ DOJOは学年を遡っての復習にも最適です
ViGoでは開校当初から、
算数/数学、国語、英語で苦戦中の生徒さんには、
学年を遡って勉強し直す方法を採っています。
中2生が
「連立方程式」が出来ない場合、中1の方程式からやり直す。
中3生が
「It is 構文/too to 構文」で苦戦しているときは、
中2の「不定詞」からやり直す。
無理せず、ええ格好せず、
最初から学び直しする方が、楽ですし、早いです。
しかしこの方法、
今の学年の勉強も最低限進めながら、
並行して前学年の復習を進めていく。。。というのは、
人間の講師が教える現場ではなかなかに手間が掛かります。
そこでAIタブレットが活躍してくれます。
そもそも、今は
子どもたちが学ぶべき英単語の数は激増しています。
小学校 0語、 中学校 1200語、高校 1800語、計3000語
↓ ↓ ↓
小学校 700語、中学校 1800語、高校 2200語、計4700語
*教科書により多少異なります
これだけ多いと、
『学校授業で出てきた単語をその都度きっちり覚えていけばいいだけやん!』
ともいえません。
ましてや京都市の小学校では、
何かの事情があってでしょうけれど、
「単語を書く」という学習を学校さんが放棄しているようですので事態はより深刻です。
こうした様々な理由から、
小中学生の学年遡り学習だけではなく、
高校生が中学レベルの英単語、漢字、計算を学び直す際にも、
DOJOは大変な威力、効果を発揮してくれます。
◆ DOJOは超低価格です
「天下一品」こってりラーメン(並)が税込920円になってしまったご時世で、
DOJOもTERRACコースは週1回50分の授業料が税込5940円と格安です。
管理費と合わせた総額で見ても、
DOJO 週2回 税込総額 14080円(小中とも)
公文式さん 小学生2科目 税込総額 14300円
公文式さん 中学生2科目 税込総額 16500円
という低価格設定になっています。

『何年生から塾に行かせれば良い?』というご質問に明確な答はありませんが、
全国的に、コロナ禍の影響もあってか、“塾デビュー”が遅くなっているようです。
『小4算数の割り算が苦手みたいだから塾に通わそう』
→『とりあえずスマイルゼミやらせて様子をみよう』
『春から中学生だから塾に入ろう』
→『中1の間は様子を見て…』
『もう高2になるから塾か予備校を探そう』
→『無料の“たたよび”でなんとかならないのかな…』
→『学校で入らされた“スタディサプリ”で合格できるのかな?』
といった感じで
“塾デビュー”が遅くなっているケースが増えているそうなのですが、
結果として目立ってきたのが「基礎学力不足」です。
今回、
DOJO/TERRACの料金を公文さんより安く設定した理由は2つありまして、
その一つは、
塾代の負担が原因で起こる深刻な学力不足を減らしたい、というものです。
別にこれは綺麗事で言っているわけではなくて、
「塾デビューを遅らせても、結局最後は高く付いてしまう」
というのが実態だからです。
小5、小6算数がまったく出来ていない状態で入塾された中1生が
1学期に「3」を取ろうと思ったら、
数学だけで週2~3回は通ってもらわないと難しいでしょう。
しかも、小学生ではなく、中学生の授業料で週2~3回です。
もちろん、
家庭学習だけで「4」「5」を取っておられるお子さんもおられますから、
一概にはいえませんが、
塾通いが必要かな…と思ったタイミングで入会していただけるためにも、
DOJOは公文さんよりも低価格の、“塾デビュー”しやすい料金に設定しました。
それでも、
「進研ゼミ」「スマイルゼミ」より高い!
と不満をお持ちの方もおられるかもしれませんが、、、
すいません、申し訳ありません。
◆ DOJOは土日も開講いたします
この秋の授業プラン改定で、
「DOJO&TERRACE」と「SS-ViGo」の2つは土曜日、日曜日も開講します。
長年にわたり、主に受験間近の中3高3生から、
『土日も教室を開放してほしい』との要望を受けていましたが、
やっと実現できます。
TERRACE、SS-ViGo については、また別にご説明いたします。
◆ 今の学習に「DOJO&TERRACE」を組み合わせるプランが新設されます
最後に、
すでにViGo生として日々勉強してくれている皆さんにとって、
DOJOがどのように活用できるのか、について書かせていただきます。
簡単にまとめると、
① DOJOは必要ない
② 今の受講プランをDOJOに変更する
③ 今の受講プランにDOJOを追加する
の3パターンになります
《DOJOは必要ない》===
基礎が出来ている生徒さんは、DOJOは必要ありません。
ただ、小学低学年の国語や英語では、
DOJOに変更することで授業料を減らすことは可能です。
また、小3生が小4の計算までどんどん先取りで進んでいく、
という使い方も可能です。
《DOJOに変更する》===
現在:週2コマ(英語、数学)を
変更例1
今までの英語 + DOJO「計算」
変更例2
DOJO「英単語」 + 今までの数学
変更例3
DOJO「英単語」 + DOJO「計算」
ViGoスタンダードコースで、
いつもずっと計算練習ばかり、単語練習ばかりやっている、
という人は、DOJOに切り替えるのが良いでしょう。
DOJOなら週3回来ても2万円以下ですから、
とりあえず計算ができるようになって、
基本の単語や漢字が書けるようになるまではDOJOだけ頑張るのもいいかもしれません。
《DOJOを追加する》===
現在:週2コマ(英語、数学)を…
変更例1
今までの英語、数学 + DOJO「計算」
変更例2
今までの英語、数学 + DOJO「英単語」
変更例3
今までの英語、数学 + DOJO「計算」「英単語」
基礎学力不足が深刻な方は、
純粋にDOJOを付け加えていただくのが一番ですが、
それとは別に、
ViGoスタンダードコースの勉強を続けながら、
入試に向けた英単語暗記などにDOJOを使いたい、
という方もおられるかと思い「+30分能力開発講座」を作りました。

特に中3生の英語では、毎回の授業の前に入試英単語確認をやっていましたが、
DOJOを使ったほうが確実に、しかも早く進むうえに、発音も確認できます。
また、大学受験では現代文の漢字・語いも重要になりますが、
そもそも中3まで漢字・語いが怪しい人は、高1高2のうちに解決したいものです。
現在80分の方は、
単純に+30分でDOJOを追加し、基礎学習はそっちでやる、
現在110分の方は、
単純に+30分でDOJOを追加して、トータル140分にする以外に、
110分のスタンダードコースを80分に減らした上で、
+DOJO30分 を加えて、合計は今までと同じ110分にする、
という方法もあります。
重篤な基礎学力不足の方は、「+30分」ではなく、
ちゃんと50分のDOJOを受講されたり、1:1授業で対応されることをオススメしますが、
そうでない場合は、この「+30分」をオススメします。
受講料が安いだけではなく、通塾日数を増やさなくていいので、
部活などにも影響が少ないはずです。
以上、
大変長くなりましたが、DOJOの説明はこれでおしまいです。
今回の改定での大きな変更ポイントは
・DOJO
・TERRACE
・SS-ViGo
の3つですので、
次回は引き続きで「TERRACE」の説明をさせていただきます。
ご清覧いただきありがとうございました。